アウトドアガイドが作る。キャンプ飯。(沖縄そば編)

 

みなさんこんにちは。

南国ガイドです。

 

 

よくツアーに参加してくれたゲストの方にキャンプ飯の作り方やギアの事を聞かれる機会があるので、今回はツアーのお昼で作っている「沖縄そば」を紹介します。

 

 

 

山を登ったり海に行ったりすると、なぜか汁物が美味しく感じます。

しかも沖縄に来て汁物と言えば「そば」が定番なのでメニューとしてもってこいです。

では作っていきましょう。

 

 

 

 

・食材 一人前

沖縄そば(ゆで麺)

・ネギ

・紅生姜

・ソーキ(レトルトで可)

・平かまぼこ(4分の1枚)

沖縄そば出汁(薄めて使うタイプ)

・コーレークース(あれば)

・水 350ml

 

以上を保冷バックに入れていきましょう。

夏場だと特に暑さで腐る可能性もあるので。

・ギア

 

・ガスバーナ(イワタニやソトがオススメ)

・ガスボンベ

・風防 (風除け)

・鍋

・器

・箸

 

 

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・作り方

 

1まず、ガスボンベとガスバーナーを組み立てます。

 

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2鍋に水、ソーキを入れてバーナーの上に置いて沸かします。

 風が強ければ風防で熱が逃げないように鍋とバーナーを囲いましょう。

 ソーキは煮ていると温まって柔らかくなるのと出汁も出てスープが美味しくなりますよ。

 

 

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3鍋が煮えるまで、待っている間に器にソバを移します。

 ゆで麺は準備が楽でオススメです。

 

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4鍋が煮えたら、お湯をソバの入った器に入れて麺をほぐします。

 10秒程度ほぐしたらもう一度鍋にお湯を戻しましょう。

 硬めが好きな方は特にしなくていいです。

 

 

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5紅生姜やネギのトッピングをのせます。

 ソーキも温まっているので鍋から上げて盛り付けしましょう。

 今回は沖縄ではよく見かける山菜のオオタニワタリがあったので、

 こちらもソーキと一緒に煮てました。

 えんどう豆みたいな味で美味しいです。

 

 

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6最後に鍋のお湯をソバ出汁で味付けしましょう。

 

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7味が決まったらソバの器に汁を移して完成です。

 

 

それではいただきます!!

 

食レポ

味は豚とカツオベースの定番の沖縄そばですね。

優しい味が汗をかいた体に沁みます。

もっと出汁感が欲しい時は「ほんだし」を入れても美味しくなりますよ。

 

途中の味変で「コーレークース」を使えば、辛味と泡盛の香りでまた味が変わるので試してみてください。

ちなみに「コーレークース」とは沖縄の調味料で、泡盛島唐辛子を一緒に浸けたものになります。

アルコールも入ってるので、ちびっ子が使う場合は程々に笑

 

以前、沖縄本島で飲酒で捕まった未成年の運転手が「食堂でコーレークースを使っただけだ」

と供述して少し話題になりました。沖縄ではそのくらいポピュラーな調味料です。

 

 

・まとめ

ちなみに、今回の沖縄そばはもうちょっと工夫をしないと日数が持たないです。

ねぎや紅生姜、ゆで麺は乾物に替えて、ソバだしも持っていくとなると、一食に持ってく量が

結構あるので僕は遠征や長期間でキャンプに行く時は持っていかないです。

 

ただ、一泊のキャンプやピクニックにはいいと思います。

準備や片ずけも楽なのでいいと思います。

 

ぜひ、皆さんも試してみてください。